こんにちは、代表の亀井です。
Oracle Linux 9へ検証用のOracle Databaseをインストールしようとして気づいたのですが、いつの間にかOracle Database 23c ではなく、23aiが出ていたようです。i(Internet)、g(Grid)、c(Cloud)、ai(AI)という進化でしょうか。(各記号の意味は一説によると位の意味です。本当のところはわかりません。)
Press Release オラクル、エンタープライズのデータとアプリケーションにAIのパワーをもたらすOracle Database 23aiを提供開始
Free版(及びStandard Edition2)でもAIベクトルサーチが使えるようです。
弊社としてはJSON Relational Duality(誤解を恐れずいうと、JSONとリレーショナルDBの自動マッピングテーブル管理)の有効性が気になるところです。(弊社でOracle APEXの開発を行う際に、よくJSONとリレーショナルデータベースをBLOB等を使ってPL/SQLでプログラム的にデータマッピングの処理をすることがあります。)
グラフデータベースはこれから機能追加していく形でもう少し先という感じがしますね。
Oracle Database Free Get Started
下記Oracle Database Free 23aiの制限事項です。
- 論理環境ごとに1つのインストール
- CPU最大コア数: 自動で2coreに制限される
- データベースから利用可能なRAM: 自動で2GBに制限される
- ユーザー・データの最大量: 12GB以上利用しようとするとエラーが発生する
気になる方は是非検証してみてください。