DBXFORM帳票開発者操作ガイド
更新履歴
更新日 | 更新箇所 | 概要 |
---|---|---|
2023/12/12 | 初版作成 | 初版作成 |
目次
対象読者
ユーザー | 説明 |
---|---|
帳票開発者 | DBXFORM帳票開発アプリの操作を行う人を想定しています。SQL、HTML、Microsoft Officeに関する知識を持っていることを前提とします。 |
アプリケーション開発者 | Oracle APEXから帳票生成を行うアプリケーションの開発者を想定しています。SQL、PL/SQL、Oracle APEXに関する知識を持っていることを前提とします。帳票開発者が生成した帳票テンプレートJSONファイルから、帳票を出力するためのコードを記載します。 |
帳票テンプレートJSONファイルの生成手順
本章では帳票テンプレートJSONファイルを生成するための、DBXFORM帳票開発アプリの操作手順を説明します。 生成したJSONファイルを基に、Oracle Databaseからデータを取得し、帳票ファイルを生成できます。Oracle APEXでの利用例を参照してください。
想定読者 |
---|
帳票開発者 |
DBXFORM帳票開発アプリへのログイン
- ブラウザにてDBXFORM帳票開発アプリへ接続します。
ユーザー名
,パスワード
を入力し、サインイン
ボタンをクリックします。
帳票WebAPI接続設定の作成
以下手順にて帳票WebAPIの接続先の設定を行う操作手順を説明します。
ホーム
>API接続設定
へ遷移します。作成
ボタンをクリックし、API接続編集
へ遷移します。API設定名
,Web Credential Static Id
,API URL
,HTTP Method
に値を設定します。各フィールドの詳細内容はDBXFORM帳票開発アプリリファレンスのAPI接続編集を参考にしてください。作成
ボタンをクリックし、API接続先を追加します。
帳票テンプレートの作成
本節では、HTML、XLSX、DOCXを基にした帳票出力設定の手順を説明します。
以下のような変換が可能です。
元の形式 | 出力形式 |
---|---|
HTML | HTML,PDF |
XLSX | XLSX |
DOCX | DOCX |
テンプレートファイルについて
最初にデータ置換するHTML、エクセルやワードのテンプレートファイルを準備します。このテンプレートファイルを基に、データが置換された帳票を出力します。 テンプレートファイルには置換対象のテーブル列名・SQLグループ名を入力します。
- 別途指定するSQLと対応して文字が置換されます。
- テーブル列名・SQLグループ名は別途指定するSQLと対応して文字が置換されます。
- SQLグループ名を置換する場合、指定した一つ以上の列のテーブルとして置換されます。
- SQLグループは複数登録することが出来ます。
- テーブル列名はSQLで指定した列名と対応するデータで置換されます。
- SQLグループ名を置換する場合、テーブルとして置換されます。テーブルの列は指定した列名と対応付けされます。
- SQLグループは複数登録することが出来ます。
- テーブル列名またはSQLグループ名はハッシュ(#)で挟むことで指定します。
テンプレートファイル(HTML帳票の場合)の例:
<html>
<body>
<div>#COLUMN_DATE#</div>
<div>#SQLGROUP_NAME#</div>
</body>
</html>
HTML帳票テンプレート定義を生成する場合
HTML帳票テンプレート定義の新規作成
HTML帳票のテンプレート定義を作成します。
ホーム
>帳票テンプレート一覧
へ遷移します。新規テンプレート
ボタンをクリックし、帳票基本設定
へ遷移します。入力帳票形式
にHTMLを設定し、API設定名
、テンプレート名
、備考
フィールドに値を設定します。テンプレート名
と備考
は管理用に任意の値を入れてください。API設定名
にはHTML帳票テンプレート変換WebAPIを設定したAPI設定を指定してください。対象のAPI設定が未作成の場合、帳票WebAPI接続設定の作成にて作成が出来ます。作成
ボタンをクリックし、テンプレートを追加します。
HTML帳票テンプレートファイルの追加
作成したHTML帳票のテンプレート定義にテンプレートファイルの追加を行います。 追加するテンプレートファイルについては、テンプレートファイルについてを参照してください。
入力帳票形式
がHTML
の帳票テンプレートのオプション編集
をクリックし、HTML帳票
へ遷移します。- 画面右上の
帳票ファイル追加
ボタンをクリックし、帳票ファイル
へ遷移します。 帳票名
,ファイル結合時順番
に値を設定し、テンプレートファイル
に追加するテンプレートファイルを選択します。各フィールドの詳細内容はDBXFORM帳票開発アプリリファレンスの帳票ファイルを参考にしてください。作成
ボタンをクリックし、テンプレートファイルを追加します。
HTML帳票SQLグループの追加
テンプレートファイルに指定したテーブル列名(#COLUMN_DATE#等)及び、SQLグループ名(#SQLGROUP_NAME#等)の変換に対応するSQLの設定手順を説明します。
- 画面左側から、前項目にて追加したテンプレートファイルを選択します。
- 画面右側の
プラスマーク(SQLグループの追加)
ボタンをクリックし帳票SQLグループへ遷移します。 グループ名
,SQL
,HTMLテーブルID
,HTMLテーブルClass
フィールドに値を設定し、フッター
,小計フッター
のオンオフを設定します。SQL
を含め、設定は後から変更可能です。各フィールドの詳細内容はDBXFORM帳票開発アプリリファレンスの帳票SQLグループを参考にしてください。- SQLグループ追加ボタンをクリックします。
HTML帳票テーブル列定義の追加
テンプレートファイルに記載された列名(#COLUMN_DATE#等)と実際のデータの置き換えの設定手順を説明します。
列追加
ボタンをクリックし、帳票列設定へ遷移します。列名
,class
,値の種別
,値の出力フォーマット
,ページ区切りデータ
,書き込みタイプ
,グループ化
を設定します。書き込みタイプ
をHTMLテーブルに設定した場合、列の表示順
,カラムグループ指定Class
,ヘッダー名
,ヘッダー指定Class
,フッタータイトル
,フッター指定Class
,対象データが異なる値の場合小計処理を行う
,小計時フッターclass
,小計時フッタータイトル
を設定します。各フィールドの詳細内容はDBXFORM帳票開発アプリリファレンスの帳票列設定を参考にしてください。
作成
ボタンをクリックします。
XLSX帳票テンプレート定義を生成する場合
XLSX帳票テンプレート定義の新規作成
XLSX帳票のテンプレート定義を作成します。
ホーム
>帳票テンプレート一覧
へ遷移します。新規テンプレート
ボタンをクリックし、帳票基本設定
へ遷移します。入力帳票形式
にXLSXを設定し、API設定名
,テンプレート名
,備考
フィールドに値を設定します。テンプレート名
と備考
は管理用に任意の値を入れてください。API設定名
にはXLSX帳票テンプレート変換WebAPIを設定したAPI設定を指定してください。対象のAPI設定が未作成の場合、帳票WebAPI接続設定の作成にて作成が出来ます。作成
ボタンをクリックし、テンプレートを追加します。
XLSX帳票テンプレートファイルの追加
作成したXLSX帳票のテンプレート定義にテンプレートファイルの追加を行います。 追加するテンプレートファイルについては、テンプレートファイルについてを参照してください。
入力帳票形式
がXLSX
の帳票テンプレートのオプション編集
をクリックし、XLSX帳票
へ遷移します。- 画面右上の
帳票ファイル追加
ボタンをクリックし、帳票ファイル
へ遷移します。 帳票名
,ファイル結合時順番
に値を設定し、テンプレートファイル
に追加するテンプレートファイルを選択します。各フィールドの詳細内容はDBXFORM帳票開発アプリリファレンスの帳票ファイルを参考にしてください。作成
ボタンをクリックし、テンプレートファイルを追加します。
XLSX帳票SQLグループの追加
テンプレートファイルに指定したテーブル列名(#COLUMN_DATE#等)及び、SQLグループ名(#SQLGROUP_NAME#等)の変換に対応するSQLの設定手順を説明します。
- 画面左側から、前項目にて追加したテンプレートファイルを選択します。
- 画面右側の
プラスマーク(SQLグループの追加)
ボタンをクリックし帳票SQLグループへ遷移します。 グループ名
,シート名
,SQL
,シート内最大行数
,シート内データ分割数
フィールドに値を設定します。SQL
を含め、設定は後から変更可能です。各フィールドの詳細内容はDBXFORM帳票開発アプリリファレンスの帳票SQLグループを参考にしてください。- SQLグループ追加ボタンをクリックします。
XLSX帳票テーブル列定義の追加
テンプレートファイルに記載された列名(#COLUMN_DATE#等)と実際のデータの置き換えの設定手順を説明します。
列追加
ボタンをクリックし、帳票列設定へ遷移します。列名
,値の出力フォーマット
,ページ区切りデータ
,スタイルのコピー
,書き込みタイプ
,カラムの出力方向
,セルの出力間隔
,画像の横サイズ
,画像の横サイズ
,グループ化
,カラム分割
を設定します。各フィールドの詳細内容はDBXFORM帳票開発アプリリファレンスの帳票列設定を参考にしてください。作成
ボタンをクリックします。
DOCX帳票テンプレート定義を生成する場合
DOCX帳票テンプレート定義の新規作成
DOCX帳票のテンプレート定義を作成します。
ホーム
>帳票テンプレート一覧
へ遷移します。新規テンプレート
ボタンをクリックし、帳票基本設定
へ遷移します。入力帳票形式
にDOCXを設定し、API設定名
、テンプレート名
、備考
フィールドに値を設定します。テンプレート名
と備考
は管理用に任意の値を入れてください。API設定名
にはDOCX帳票テンプレート変換WebAPIを設定したAPI設定を指定してください。対象のAPI設定が未作成の場合、帳票WebAPI接続設定の作成にて作成が出来ます。作成
ボタンをクリックし、テンプレートを追加します。
DOCX帳票テンプレートファイルの追加
作成したHTML帳票のテンプレート定義にテンプレートファイルの追加を行います。 追加するテンプレートファイルについては、テンプレートファイルについてを参照してください。
入力帳票形式
がDOCX
の帳票テンプレートのオプション編集
をクリックし、DOCX帳票
へ遷移します。- 画面右上の
帳票ファイル追加
ボタンをクリックし、帳票ファイル
へ遷移します。 帳票名
,ファイル結合時順番
に値を設定し、テンプレートファイル
に追加するテンプレートファイルを選択します。各フィールドの詳細内容はDBXFORM帳票開発アプリリファレンスの帳票ファイルを参考にしてください。- 作成ボタンをクリックし、テンプレートファイルを追加します。
DOCX帳票SQLグループの追加
テンプレートファイルに指定したテーブル列名(#COLUMN_DATE#等)及び、SQLグループ名(#SQLGROUP_NAME#等)の変換に対応するSQLの設定手順を説明します。
- 画面左側から、前項目にて追加したテンプレートファイルを選択します。
- 画面右側の
プラスマーク(SQLグループの追加)
ボタンをクリックし帳票SQLグループへ遷移します。 グループ名
,SQL
,フィールドに値を設定します。SQL
を含め、設定は後から変更可能です。各フィールドの詳細内容はDBXFORM帳票開発アプリリファレンスの帳票SQLグループを参考にしてください。- SQLグループ追加ボタンをクリックします。
DOCX帳票テーブル列定義の追加
テンプレートファイルに記載された列名(#COLUMN_DATE#等)と実際のデータの置き換えの設定手順を説明します。
列追加
ボタンをクリックし、帳票列設定へ遷移します。列名
,値の種別
,値の出力フォーマット
,ページ区切りデータ
,書き込みタイプ
,画像の横サイズ
,画像の縦サイズ
,グループ化
を設定します。書き込みタイプ
をテーブルに設定した場合、カラムグループ指定Class
,小計時フッターclass
,小計時フッタータイトル
を設定します。各フィールドの詳細内容はDBXFORM帳票開発アプリリファレンスの帳票列設定を参考にしてください。
作成
ボタンをクリックします。
PDF結合用帳票テンプレート定義を生成する場合
本項ではPDF(又はHTMLの帳票テンプレートJSONファイル)を結合し、ページ番号等を振る帳票テンプレート定義を生成する手順を説明します。
PDF結合用帳票テンプレート定義の新規作成
ファイル結合結果のオプション内容を保持するためのテンプレートを作成する操作手順を説明します。
ホーム
>帳票テンプレート一覧
へ遷移します。新規テンプレート
ボタンをクリックし、帳票基本設定
へ遷移します。入力帳票形式
にPDFマージ
を設定し、API設定名
、テンプレート名
、備考
フィールドに値を設定します。テンプレート名
と備考
は管理用に任意の値を入れてください。API設定名
にはPDFマージWebAPIを設定したAPI設定を指定してください。対象のAPI設定が未作成の場合、帳票WebAPI接続設定の作成にて作成が出来ます。作成
ボタンをクリックし、テンプレートを追加します。
PDF結合用帳票テンプレートオプションの設定
ファイル結合結果のオプション内容を編集する操作手順を説明します。
入力帳票形式
がPDFマージ
の帳票テンプレートのオプション編集
をクリックし、ファイル結合・オプション
へ遷移します。描画するテキスト
,テキストを表示しない表紙などのページ数
,表示開始時のページ番号
,文字サイズ
,縦位置
,縦位置からの距離
,横位置
,横位置からの距離
フィールドに値を設定します。各フィールドの詳細内容はDBXFORM帳票開発アプリリファレンスのファイル結合・オプションを参考にしてください。変更の適用
ボタンをクリックし、設定内容を反映します。
帳票テンプレート定義のテスト
本節では作成した帳票テンプレート定義から、ファイルのダウンロードテストを行う操作手順を説明します。
帳票テンプレート定義のダウンロードテスト
帳票テンプレート定義のうち、HTML,XLSX,DOCXを対象としたテスト方法です。
ホーム
>帳票ダウンロードテスト
へ遷移します。帳票テンプレート
,API設定名
,出力形式
,ランダムデータ生成行数
フィールドに値を設定します。各フィールドの詳細内容はDBXFORM帳票開発アプリリファレンスの帳票ダウンロードテストを参考にしてください。ダウンロード
ボタンをクリックし、ファイルのダウンロードを行います。
PDF結合用帳票テンプレート定義のダウンロードテスト
PDF結合用帳票テンプレート定義を対象としたテスト方法です。
テスト用PDF登録
ファイル結合の際に用いるテストデータを追加する操作手順を説明します。
ホーム
>帳票ダウンロードテスト
へ遷移します。PDF結合用テストファイル追加
ボタンをクリックし、ファイル結合テストデータ編集
へ遷移します。ファイル参照
にテストに用いるファイルを選択し、入力帳票形式
,ファイル結合順番
フィールドに値を設定します。各フィールドの詳細内容はDBXFORM帳票開発アプリリファレンスのファイル結合テストデータ編集を参考にしてください。作成
ボタンをクリックし、ファイルの追加を行います。
PDF結合ダウンロードテスト
作成したPDF結合用帳票テンプレートから、ファイルの結合テストを行う操作手順を説明します。
帳票テンプレート
,API設定名
フィールドに値を設定します。各フィールドの詳細内容はDBXFORM帳票開発アプリリファレンスの帳票ダウンロードテストを参考にしてください。ダウンロード
ボタンをクリックし、ファイルのダウンロードを行います。
生成済み帳票テンプレートJSONファイルからのテンプレートの作成
本節ではDBXFORM帳票開発アプリにて生成した帳票テンプレートJSONファイルをインポートし、新たな帳票テンプレート定義を作成する操作手順を説明します。
ホーム
>帳票テンプレート一覧
へ遷移します。JSONインポート
ボタンをクリックし、帳票インポート
へ遷移します。API設定名
にHTMLを変換する接続先を設定し、テンプレート名
,備考
フィールドに値を設定し、インポートする帳票テンプレートJSONファイルを選択します。各フィールドの詳細内容はDBXFORM帳票開発アプリリファレンスの帳票基本設定を参考にしてください。作成
ボタンをクリックし、テンプレートを追加します。